ぽたぽた★ポタリング

DAHON Mu P8で輪行そしてのんびりサイクリング、自転車初心者の日記です

JR飯田線【小和田駅〜川路駅】

2008.10.18

 これまで気になっていた飯田線の輪行をついに実行に移しました。家から輪行すると遠回りで時間がかかるので、エコではないのですが自動車で川路駅(飯田市)まで行きました。行き先は、まず秘境駅と呼ばれる「小和田駅」です。この駅には自動車で近付けず、近くの車道からも徒歩で1時間かかるそうです。自転車でもアクセスできない駅なので、輪行にも使えません。だからこの駅に自転車を降ろした人は少ないだろうなと思って、面白くて行ってみました。時刻表をみると、10分だけ立ち寄る方法が見つかりました。豊橋行きに乗って小和田駅で降り、10分後の天竜峡駅行き(反対方向)に乗り換えて、次の「中井侍駅」で降りる方法です。小和田駅で秘境駅を満喫して、中井侍駅からサイクリング。飯田線の駅を一つずつ訪ねながら川路駅に戻っていきました。どうしてここに駅があるのだろうと思われるような秘境駅が多いのですが、駅の近くには民家があり、鉄道が生活に欠かせないものになっていることを感じました。後半は峠の坂道との格闘で時間がかかり、途中で日が暮れてしまいました。でも川路駅に着いたときに、飯田方面で打ち上げ花火が上がっていて、ゴールを祝福してくれているようで嬉しかったです。


無料駐車場のある川路駅に車を置き、ここから出発。新しく建て替えられたきれいな駅です。


川路駅から天竜峡駅までサイクリング。切符を買える天竜峡駅から輪行することに。


予定していた切符を購入。駅員さんも慣れているのか、すんなりと発券してくれました。


駅の構内・・マネキンが・・・


電車が到着。輪行袋に入った自転車と記念撮影。


先頭に自転車を置けるスペースがあったので、置かせてもらいました。これだと邪魔じゃないでしょう。


小和田駅で降りたのは私たちだけ。しかも8分遅れで到着。ということは乗り換えまで2分???でも単線だし、反対方向も遅れるはず。(予想どおり20分遅れました)


古い駅舎でした。時間が止まってしまったような感じです。


駅舎のアップ。中には思い出ノートが置かれていましたが、多くの人が訪れていました。秘境駅ブーム??


反対方向の電車に乗り換えて、一駅戻る。中井侍駅で下車。ここも結構秘境感があります。


中井侍駅ホームから天竜川の方をみるとお茶畑。このお茶畑に行くには、ホームを越えるしかないのですが。近くには踏切も道もありません。


中井侍駅から車道に出たと思うと、変な標識が。「自転車のりば」の表示。ここは輪行の聖地なのか。


少し走ると、また「自転車のりば」の標識。それも天竜川の橋の上。ここで何をすればいいの??とりあえず自転車を降りて、乗りなおしました。


鶯巣駅から平岡駅の間は、今はトンネルになっていますが、昔の旧飯田線の廃線跡が残っています。


これは廃線跡のトンネルです。窓が開いていて中を見ることができます。


この鉄橋はまだ枕木が残っています。


お昼は平岡駅前のおそば屋さんで。山菜そばですが、珍しいキノコが入っていて、美味しかったです。


平岡ダム。昭和15年に着工、昭和27年に完成とありました。戦争中にこんなダムを造っていたことになります。近くには工事に従事して亡くなった外国の人々を供養する碑が建っています。少し悲しい歴史です。


大蛇ミニパークと呼ばれる天竜川の絶景ポイント。


為栗駅(川の向こう側に見える)にはこの吊り橋を渡らないとアクセスできません。


田本駅にも坂道を歩いていかないとアクセスできません。その道の入口がわかりにくいのでびっくり。写真の三つの分かれ道の一番手前を降りて行きます。


駅への標識はこの小さな看板ひとつだけ。今回は時間がなくていけなかったのですが、今度また行ってみよ。


田本駅からは、天竜川(飯田線)沿いの道がないので、県道1号線を使って標高600メートルの峠越えをします。これは峠からみた川と門島駅です。


峠を越えている時に日没に。


天竜峡駅に着いたら、もう真っ暗。この自転車で初めてライトを使いました。小さなLEDのライトですが、問題なく使えました。