JR東海道線【金山駅〜枇杷島駅】
2009.2.21
以前に名古屋駅から金山駅までサイクリングしたときに、熱田神宮の近くに東海道と美濃街道の分岐があることを知りました。そしてそのときは金山駅まで美濃街道(現在の国道19号線)を少しだけ走りました。それから、その先も続けて走りたいと思っていたのですが、今回ついに実行に移しました。金山駅から出発して、行けるところまで・・が、色々と寄り道していたら、11kmしか進みませんでした。サイクリングというよりは、やっぱりポタリング!
*美濃街道(美濃路)は、東海道の宮の宿と中山道の垂井の宿を結ぶ脇街道。間に7個の宿場があります。東海道は宮の宿(宮の渡し)から舟で桑名に渡るため、安全を考えて美濃路に迂回した人もいるようです。江戸時代に象が来日したときも、京都から中山道、美濃街道、東海道を通って江戸に向かいました。
金山総合駅から出発!JR中央線、JR東海道線、名古屋鉄道、地下鉄が同じ駅になっているので総合駅と名付けられています。 |
東別院(真宗大谷派名古屋別院)の本堂です。中で美しい阿弥陀如来像にお参りしました。 |
織田信長の父、信秀の居城「古渡城」跡に、江戸時代になって東別院が建てられました。写真は城跡を示す碑です。 |
お昼は東別院近くのうどん屋さん(めん処天満屋)で。地域に愛されている感じで、次から次へと常連らしい人が入ってきました。 |
大須観音(真福寺)。名古屋で大須と言えば、最大の観光スポット。古さと新しさが融合した不思議な空間です。 |
大須観音の近くのお店で買った「たいやき」くん。おいしかったよ! |
若宮八幡社。名古屋の誇る100メートル(幅)道路、若宮大通りに面してあります。徳川家康が尾張名古屋の総鎮守としたそうです。 |
札の辻(高札が立てられた場所)と呼ばれた江戸時代の名古屋の中心。色々な街道が交わる場所で、名古屋からの距離を言うときの起点とされた場所だそうです。また「伝馬会所」と言って、荷物を運ぶための人や馬の中継所にもなっていました。 |
堀川と出会い「伝馬橋」を渡ります。昔は美濃街道として、たいそう賑わったそうです。 |
堀川沿いにレトロな町並み「四間道(しけみち)」が残ります。向かって右側には蔵が並び、左側には町屋が並びます。名古屋の中心にこんな空間が残っていることに感動! |
四間道には、蔵を利用したモダンな店があります。その中のカフェ(Nagono Salon)でお茶をしました。 |
四間道の入口にある浅間神社。境内に樹齢300年を越えるクスノキやケヤキの木が残っています。歴史を感じます。 |
「屋根神」さまといって、名古屋独特の神様の祭り方です。火災や伝染病からみんなを守ってくれています。 |
街道沿いにラムネ菓子の老舗の工場がありました。お菓子のキャラクターの描かれたトラックが止まっていました。懐かしくて、かわいいですね。 |
手作りのおかきを売っているお店です。美味しそうだったので何袋か購入。街道沿いには多くのお菓子屋さんやお茶屋さんがありました。昔の街道の茶屋の名残でしょうか。 |
清音寺。町の名前「枇杷島」の由来に関係している古いお寺です。その由来には平清盛が出てきます。しだれ梅が綺麗に咲いていました。 |
庄内川に出会い、枇杷島橋を渡ります。ここで名古屋市から清須市に入ります。このあたりは信長や秀吉が子供の時、魚を捕って遊んだそうです。庄内川は上流で土岐川と名前を変え、私の住んでいる町を流れています。 |
枇杷島駅に到着!JR東海道線の初めての輪行利用になります。 |
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