名古屋鉄道広見線【御嵩駅〜犬山駅】
2008.6.1
折りたたみ自転車を使った輪行&サイクリングも4回目。今回は名古屋鉄道(名鉄)広見線の御嵩駅(岐阜県)〜犬山駅(愛知県)間をポタリングし、電車で戻ってきました。可児川、木曽川沿いを走る快適なサイクリングでした。木曽川沿いは「日本ライン」と呼ばれる美しい渓谷を見ながら走ります。中仙道にも沿っていて、途中、宿場町の古い町並みにも出会えます。自然あり、歴史あり、見どころ満載の輪行でした。
出発地点の御嵩(みたけ)駅。名鉄広見線の終着駅です。御嵩町も中仙道の宿場町で、歴史を感じさせる史跡が多く残っています。ここからポタリング出発。 |
可児川で見つけた化石株。およそ2000万年前の大木(メタセコイヤ)の株の化石だそうです。河川工事などで化石株も減って、貴重な文化財になっているようです。 |
2001年に廃線となった八百津線の跡。まだ枕木が残っています。 |
八百津線が分岐していた「明智駅」。前回乗った明知鉄道にも明智駅がありました。別の場所に同じ駅名というのが存在するんだ。 |
JR可児(かに)駅の入口に保管されている機械信号機。昭和61年に引退し、職員の方の努力によって移設したそうです。 |
可児川を離れ木曽川沿いを走るとすぐに「化石林公園」という公園があります。そこでは古代の木の化石を見ることができます。普通の岩に見えますが、よく見ると年輪の跡が見られます。 |
木曽川沿いを少し走ると、中仙道の太田宿があります。古い町並みが保存されています。写真は脇本陣跡で、中を見学できます。 |
木曽川の堤防は、眺めの良い道になっています。大部分は車止めがあって、サイクリングに最適です。 |
木曽川は広い川ですが、一部細いところがあって、渓谷になっています。 |
この渓谷を楽しむ「日本ライン下り」という川下り遊覧があります。堤防沿いのサイクリングでもこの渓谷をゆっくりと楽しむことができました。遊覧船に出会ったら、手を振ってみたりしながら。 |
犬山遊園駅手前の木曽川にかかる橋。左の橋は古く1925年からあります。2000年に右にかかる新しい自動車用の橋ができるまで、古い橋には自動車と電車が両方走っていました。特急列車が路面電車のように走る光景に驚いた記憶があります。 |
犬山遊園駅で見かけた珍しい風景。名古屋鉄道の3種類の列車が同時に停車していました。左から普通電車、特急電車(中部国際空港行)そしてモノレール。モノレールはもうすぐ廃線になるそうです。さびしいですね。【2008年11月29日付新聞より】犬山モノレールが12月27日を最後に廃止されることになりました。46年にわたって運行され、車両がレールをまたぐ形の「跨座型モノレール」としては全国で初めて導入されたものでした。さびしいけど、ご苦労様でした。 |
犬山駅から広見線に乗って、御嵩駅に帰りました。広見線がずっと残ってくれることを願いながら。 |
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