JR北陸本線【高月駅〜長浜駅】琵琶湖周遊ポタリング
2009.7.12
あこがれの琵琶湖周遊サイクリングについに挑戦。といってもゆっくりサイクリングなので、何度かに分けて琵琶湖周遊を楽しむことに。今回は冬に野鳥観察に訪れたことのある北東部を走りました。まず長浜駅近くの鉄道博物館「長浜鉄道スクエア」を訪れ、それから3駅間を輪行し、琵琶湖沿いの「さざなみ街道」を使ってサイクリングで戻ってきました。輪行するせいか、鉄道に関する遺構や資料に出会う機会が増え、鉄道にも詳しく?なってきました。琵琶湖周遊の良いところは(岐阜と違って)アップダウンがないことですね。景色も良く、軽快に走ることができました。
長浜城の駐車場から出発。 |
旧長浜駅舎。1882年(明治15)に建てられた現存する最古の駅舎です。内部も昔のまま保存されています。奥には立派な鉄道の資料館、展示室があり、鉄道の歴史をマニアックに勉強することができます。 |
展示されていたD51型蒸気機関車。「デゴイチ」です。かっこいい〜。運転席に常連らしい男の子(4才くらい)がいて、蒸気機関車のしくみを専門的に教えてくれました。この子は「子供館長」??? |
ED70型交流電気機関車の1号機。ディーゼル機関車のように見えますが、北陸線が電化されたとき(昭和32)に実用化された日本で初めての交流電気機関車です。電車に交流と直流があるなんて初めて知りました。 |
現在の長浜駅。ちゃんと旧長浜駅のデザインを残しています。長浜の人は鉄道を大切に思っているのですね。 |
長浜駅から新快速に乗って北に向かいます。JR西日本の管内で、いつも見ている車両と違うのが新鮮でした。手前に置いてあるのが、輪行袋に入った自転車です。 |
3駅目の高月駅で下車。ホームで自転車の記念写真。 |
高月駅から琵琶湖畔までの5キロは、一面田んぼの中を走ります。これも気持ちが良いです。写真正面の山は「山本山」で4〜6世紀の古墳群があるそうです。また冬には天然記念物のオオワシが来るそうです。琵琶湖は自然がいっぱいです。 |
この辺りの田んぼは、農薬を少なくして、環境に優しい米作りをしているようです。 |
そのためか、田んぼにはたくさんのサギがいます。農薬が少ないので、餌のドジョウとかがいるのかな。 |
琵琶湖畔の湖北町水鳥公園に到着。冬にはコハクチョウや天然記念物のオオヒシクイが集まってきます。以前来たことがあるのですが、たくさんの野鳥を見ることができました。また冬にも来ようと思っています。 |
湖畔道路は「さざなみ街道」と呼ぶようです。北から南に向かっては右側に自転車歩行者道があり、ここを走ることにしました。右側通行になるのですが、注意して走ることに・・ |
琵琶湖の風景。手前にアシ原、その奥に水面から生えている林が見えます。遠く水平線には竹生島が浮かんでいます。 |
エリと呼ばれる昔ながらの定置網漁法。鯉や鮎を捕るものですが、最近は外来種が多くなって大変なようです。 |
車では通り過ぎてしまいそうな野鳥観察小屋を見つけました。そこから、かわいいオオヨシキリに会えました。 |
姉川の戦いで有名な「姉川」の河口。川一面にサギが集まっていました。初めてみる光景です。 |
夕暮れも近くなってきました。琵琶湖に映る夕日はとてもきれいです。太陽が沈むまで見ていたいのですが、今日は我慢・・ |
長浜城が見えてきました。もうすぐゴール! |
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