名古屋鉄道【名電赤坂駅〜伊奈駅】
2009.8.30
昨年に続き伊良湖サイクリングに出発。途中で豊川に立ち寄りました。偶然、この日は名鉄パノラマカーの最終運行の日であることを新聞で知りました。そこでパノラマカーの走る名鉄名古屋本線で輪行し、パノラマカーにお別れしてから、東海道をサイクリングしました。短い距離ですが、二つの宿場とその間の松並木を見ることができます。鉄道あり、歴史ありの見所満載の輪行&ポタリングになりました。
輪行出発駅となる伊奈駅 |
普通電車はこの伊奈駅を始発にしています。急行や特急は次の豊橋駅まで行くのに、どうして? |
電車の座席がバスみたい |
降車駅の名電赤坂駅。無人駅ですが、ちゃんと自動改札があります。 |
赤坂宿にある「旅籠・大橋屋」創業は1649年、建物は1716年築。現在も営業しているというからビックリ!芭蕉も宿泊したそうです。広重の浮世絵にも描かれているそうです。 |
赤坂宿の本陣跡。写っている門は、今でも使われている新しいものでした。 |
赤坂宿にあった酒屋さんのお洒落な看板。 |
お昼は東海道沿いの「赤坂庵」でお蕎麦と丼のセット。 |
今日、名古屋鉄道のパノラマカーが完全引退します。最後の運行で、名電赤坂駅を通過するため、多くの鉄道ファンと一緒にお別れしました。 |
伊奈駅で折り返し、本宿駅に戻って引退となります。昭和36年デビューですが、なんか未来的なデザインですよね。 |
関川神社の小さな境内にそびえる樹齢800年のクスノキの巨木。多くの旅人をここで見守ってきたのでしょう。 |
「御油の松並木」1604年に旅人の憩いのために植樹された松並木。今でも600メートルにわたって300本の大木が並んでいます。 |
御油宿に入ったところで、レトロな看板が。「旧いがや」真ん中の三つの樽には同じ御油宿にある味噌工場の名前が書いてありました。 |
御油宿の本陣跡には、東海地方では有名な味噌・醤油を作る会社の大きな工場がありました。うちで使っているお味噌もここでつくられているんだ。 |
「御油の追分」東海道の脇街道「姫街道」との分岐点を示す道標と常夜灯。姫街道はこの御油宿と静岡の見附宿をつないでいます。 |
伊奈駅の近くの、太鼓屋さん。立派な太鼓に興味津々。買うわけではない私たちに、気品ある奥さんが色々説明してくれました。太鼓やバチにも色々種類があるんですよ。 |
小さなお社と常夜灯、そして大きな松の木。これも街道の名残ですね。 |
不思議なことに街角の至る所に「手筒花火」の筒が飾られています。どうも厄除けの役割がありそう。 |
現代の一里塚?国道1号線で東京から300キロメートルの距離を示す道標 |
豊川放水路に沿った気持ちよい道を最後に走りました。 |
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