JR高山本線【白川口駅〜美濃太田駅】飛騨街道をポタリング
2010.7.4
先日出張で高山本線に乗ったとき、気持ちの良い車窓を見ながら、ここをサイクリングしなければと決意しました。そして今日の実行。美濃太田駅から輪行で白川口駅に行き、そこから飛騨川、高山本線、旧飛騨街道にそってサイクリングしました。梅雨の間の晴れ間で、川からの涼しい風を受けながらの気持ちの良いサイクリングでした。
高山本線は、電化していないので、私の好きな気動車に乗ることができます。 |
この列車は、平成16年の台風23号で鉄橋が流出したときに、2年あまり打保駅に取り残されたものでした。廃棄されずに復帰したんですね。なんか元気づけられる列車に出会いました。 |
白川口駅近くにある「白川橋」大正15年製作のプレートがありました。これはまさしく産業遺産! |
「上麻生ダム」こちらも大正15年完成の歴史ある産業遺産です。前日からの雨で、ものすごい水量になっています。 |
上麻生ダムの下流で昭和43年に起きたバス転落事故の慰霊碑「天心白菊の塔」死者104名という日本のバス事故史上最悪の事故だった。捜索にあたり上麻生ダムの水量をゼロにするという緊急作戦が行われたことも有名。 |
美しい渓谷が続く飛騨川。このあたり全体を「飛水峡」といいます。 |
白川町は「白川茶」と呼ばれるお茶の産地。もちろん購入しましたよ。 |
線路と飛騨川にそって走るので、鉄橋と列車という楽しい風景にも出会えます。 |
渓谷の岩場にはこんなキレイなツツジが咲いていました。 |
これは甌穴と呼ばれる濁流による侵食が作り出した丸い穴です。水面からはかなり高い所にありますが、昔ここにも水が流れていた証拠です。甌穴に溜まった水に空が映り込み美しい風景を作り出していました。 |
上麻生駅に展示されていたC12162。昭和12年製作で昭和46年まで150万kmも走ったそうです。 |
ここは日本最古の石が発見された場所です。なんと20憶年前の石。気が遠くなりそうな昔の話です。 |
途中でこの辺の道が旧飛騨街道であることに気付きました。この道標には『左 飛騨街道」と書かれています。 |
そして街道といえば例の「馬頭観音」やっぱりありました。頭3つ腕6つの立派なタイプです。 |
「古井駅」木造駅で名前通り「ふるい」駅かと思ったら、実は「こい」駅でした。 |
美濃太田駅に近づいてきました。これは複線を撮ったように見えますが、太多(たいた)線と高山本線の2つの単線が並んだところです。 |
美濃太田駅に到着 |
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