近鉄内部線【内部駅〜四日市駅】旧東海道をポタリング
2010.9.4
四日市市立博物館で太平洋戦争についての特別展があり、これを見た後に四日市界隈をポタリングしました。ここには今では数少ない軽便鉄道(線路の幅が小さい鉄道)が残っています。近鉄内部線です。そしてその線路に沿って旧東海道が走っています。短い距離でしたが、近鉄内部線での輪行と旧東海道サイクリングを楽しみました。
四日市市立博物館で開催されていた特別展「ひめゆり平和への祈り沖縄戦から65年」を見ました。戦争はしてはいけませんね。 |
近鉄四日市駅。近鉄百貨店が隣接する大きな駅です。ホームの数が10もあり、内部線のホームは駅舎から少し離れた9、10番線です。 |
これが軽便鉄道のひとつ、内部線の車両。車両が細いことが一目でわかります。色は黄色、緑、ピンク、紫とカラフルでした。 |
一人掛けの席が両側に並びます。細い電車ならではの構造になっています。速度はゆっくりですが、結構揺れました。 |
終点の内部駅では、新聞の仕分け作業が行われていました。電車で運ばれてきた新聞はここから直接配達されていくようです。 |
内部駅を出るとすぐに東海道の案内板があります。有名な街道は道を探す醍醐味が少し薄れますね。 |
線路の上に自転車を乗せてみました。これで細いのが分かるでしょうか。ちなみに軌間(ゲージ)は762mm(30インチ)です。 |
「日永の追分」東海道と伊勢道の分岐点です。道標と伊勢神宮の二の鳥居があります。ちなみに一の鳥居は以前訪れた桑名にあります。 |
東海道沿いで見つけた味噌蔵「伊勢蔵」限定品の溜まり醤油を購入しました。 |
「名残の一本松」1本だけですが、大切に残されています。これまでに何人の旅人を見てきたのでしょうか。 |
「日永の一里塚跡」建物に挟まれて、自転車では多分見過ごしてしまいます。向かいの製茶工場が気になって立ち止まったので見つけることができました。 |
「追分道標」日永の追分に元々立てられていた道標で「明暦二年」(1656年)と刻まれています。今は日永神社にあり、東海道最古の道標です。 |
「旧鈴木製薬所」嘉永五年(1852年)築の立派なお家です。今もお住まいで、中を見られないのが残念。 |
歌川広重東海道五十三次の「三重川」四日市を描いたものです。(この看板は諏訪神社の前にありました) |
五十三次に描かれた三重川は現在は「三滝川」と呼ばれています。絵でも風の強さが描かれていますが、実際に風が強く吹いていました。江戸時代にタイムスリップ! |
三滝川の側の「笹井屋」でお土産に「なが餅」を購入。なんと創業460年の老舗!(1550年といえば戦国時代です)美味しかったですよ。 |
|||||