名鉄名古屋本線【新清洲〜国府宮】美濃路をポタリング(その5)
2013.11.5
美濃路のサイクリングも5回目。これまで飛び飛びに走っていったので、途中抜けてしまったコースがありました。そこで今回は、清洲宿(清須市)から稲葉宿(稲沢市)を結ぶことにしました。古い社寺がたくさんあって、歴史を感じるサイクリングになりました。
清洲宿本陣跡。濃尾地震で建物が倒壊し、残された正門が縮小されて再建されたそうです。縮小されたといっても立派な門です。 |
総見院。織田信長の菩提寺で、本能寺の変の後見つけられた信長の遺品「焼け兜」が保存されています。 |
総見院の境内にちょっと場違いなパンフレットが。愛知県が武将スタンプラリーというのをやっていて、そのスタンプ帳でした。集めるつもりはないのですが、記念に押してみました。 |
亀翁寺。14世紀ごろの創建という古刹。南北朝時代に作られた虚空蔵菩薩を安置しています。知恵を授かるようお参りしました。 |
北市場美濃路公園にある美濃路の由来についての看板。「美濃路は天正年間(今から約四百年前)織田信雄が幅5間(九m)の道路に改修させたのが始まりで、東海道と中山道を結ぶ重要な脇街道であった。」関ヶ原の戦いの際、家康が凱旋した道でもあるそうです。 |
長光寺、地蔵堂。六角形という珍しい形をした六角円堂で、室町時代に作られた古いお堂です。 |
長光寺前の道標。かなり壊れていて鉄のアングルで補強されています。「左 京都道」「右 ぎふ」「文政二年」と書かれているのがわかります。文政二年というと1819年ですね。 |
エレベータ試験塔。高さ173mは建設当時、世界一高い試験塔だったそうです。(今は3位)ちなみに高さの173.0は、「いなざわ」の語呂合わせだそうです。 |
JR稲沢駅近くの宮浦公園にあるSL保存車両。細かい金網に囲われていて良くみえません。金網の隙間から写真を撮りました。 |
はだか祭りで有名な国府宮の一の鳥居。鳥居が美濃路に接していて、ここから境内までかなりの距離があります。後から知ったのですが、「国府宮」はコウノミヤと呼びます。 |
いよいよ境内へ。この楼門は足利初期(約550年前)に建てられたもの。柱を近くで見ると古さを感じます。 |
拝殿は徳川初期(約350年前)に建てられたもの。綺麗な屋根の形をしています。 |
こんな嬉しいものをいただいてしまいました。 |
大きな神社の参道と言えば茶店、そしてお団子ですよね。 |
稲葉宿に到着。稲葉宿本陣跡はこんな目立たない状態になっています。 |
稲葉宿は、今は稲沢商店街となっていますが、いまだ古い街道の佇まいを残しています。 |
津島道との分岐を示す道標。「右 つしま道」と読めます。 |
商店街の和菓子屋さんで購入したお菓子。上のはイチョウで有名な祖父江にちなんで銀杏が入っています。いなッピー(稲沢のキャラクター)さんどには、稲沢で売り出している明日葉が入っています。どちらも美味しかったですよ。 |
ゴールの名鉄国府宮駅に到着 |
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