犬山城下町をポタリング
2015.9.27
犬山城の城下町をポタリングしました。古い町並みの中に、100年以上続く老舗とモダンなお店がいい具合に混ざり合った町でした。そんなお店を巡って買い物をしたり、古い建造物を見学しながら、のんびりとポタリングしました。終わってみると、ほとんど自転車で走っていなくて、総走行距離はたった6kmでした。
「城とまちミュージアム」にある犬山城と城下町の復元模型です。奥がお城で、手前に向かって城下町が広がっています。中心部には町人町があり、周囲に武家屋敷や寺院が配置されています。 |
お城から城下町を眺めたらこんな風に見えます。お殿様気分。 |
本町通りに入ると、いきなり五平餅を焼く香ばしい匂いがしてきました。早速、行列に並んで購入。観光地ながら1本100円という安さ。美味しかったよ。 |
五平餅屋さんの屋根瓦の戎さんが金の五平餅を持っていた! |
犬山では、秋に「串キング決定戦」という、各店が串物を販売して投票してもらうイベントを行っています。老舗の和菓子屋さんも「ドーナツまんじゅう」(串付き)で参戦。名前の通りあんこのお饅頭をドーナツにしたものです。 |
無料で公開されている旧磯部家住宅。江戸時代の呉服商の町屋です。京都の町屋に似ていて、なんと奥行きが58メートルもあります。「起(むく)り屋根」といって、上に凸形になった屋根も特徴です。 |
旧磯部家住宅は、平成17年に修理されているので、奥の蔵も壁が真っ白で綺麗でした。 |
昔、城下町の出入り口には「木戸」と呼ばれる門がありました。そこは防衛のため、道がクランク状に折れ曲がっていたのですが、今でも舗装道にその名残が残っています。 |
こちらも内部が無料公開されている「堀部邸」。こちらは武家屋敷の様式が残されています。案内の人が建物内を丁寧に説明してくれました。 |
堀部邸に飾られていた古い自転車。ナンバープレートの様なものがハンドルに付いています。昔は、自転車も自動車のように高価なもので、登録制だったんでしょうね。 |
2つの並行の道に囲まれた、細長い空間。何かと思って堀部邸の方に聞いたら、弓矢の訓練場の名残だそうです。 |
もう一つの「木戸」の名残。道がしっかりクランクしています。 |
犬山の名産に「荵苳(にんどう)酒」というお酒があります。薬草のスイカズラが含まれている家康も好んだといわれているお酒です。その酒蔵の屋根塀が歴史を感じます。 |
取り壊された銭湯のタイル絵だけが残されていました。木曽川と犬山城を描いた美しいタイル絵です。 |
犬山城は、城下町と一緒に土塁と堀で囲んだ「総構え」という構造になっています。その堀と土塁の跡と思われるところです。 |
町から見た犬山城。最近はお城ブームで、入るのに待ち時間がでることもあるそうです。 |
本日購入したお土産。豆吉本舗のお豆、荵苳酒、そしてげんこつ飴。 |
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