JR中央線【大曽根駅〜名古屋駅】堀川ポタリングその1
2008.10.4
名古屋の百貨店に用事ができたので、思い切って自転車を電車に載せ、サイクリングを兼ねて出かけました。
まず折りたたみ自転車を輪行袋に入れ、名古屋城に近い大曽根駅まで行きました。そこからサイクリング開始!名古屋駅を目指します。名古屋鉄道瀬戸線の廃線跡、名古屋城、堀川、松重閘門、中川運河など、今回は歴史的遺構(産業遺産)を訪ねるサイクリングとなりました。都会によくこんな古い遺構が残っているなとびっくりしました。特に松重閘門は、とても美しい建造物です。堀川や中川運河も今では利用価値はないと思いますが、これらの産業遺産がずっと都会の憩いの場所として残っほしいと思いました。
鉄道と自転車の併用は、とっても環境に優しいと思います。都会に行くにも、もっと気軽に自転車を電車に載せることができればすばらしいと思います。鉄道会社さん、よろしくご検討ください。
JR大曽根駅に到着。都会を走るのは初めてなので、少し緊張気味。 |
大曽根駅から名鉄瀬戸線にそって走ります。名古屋城の外濠に出会ったところで、名鉄は地下に入って行きます。 |
30年前に名鉄瀬戸線が地下を通って栄町駅に乗り入れるまでは、お城の外濠の中を走っていました。「外濠線」といったそうです。外濠が廃線跡とは驚きです。 |
ちょっとレトロな名古屋市役所 |
名古屋城にも劣らない立派な屋根が付いています。こちらは愛知県庁。 |
シャチホコが有名な、ご存じ名古屋城 |
外堀と西北隅櫓 |
「堀川」は名古屋城に海から資材を運ぶために作られた運河です。名古屋城からこの堀川に沿って走りました。 |
昔の資材運搬の名残でしょうか。堀川沿いには数件の材木店がありました。 |
堀川沿いに古い町並みが保存されていました。ここは「四間道町並み保存地域」といいます。おしゃれなカフェとしても使われています。 |
「松重閘門」、閘門というのは、高さの違う運河の間を船が通るとき、水位を調節するための施設です。イギリスの運河や、パナマ運河にもあるあれです。この松重閘門は、東西に一対あり、こちらが東側です。 |
そしてこちらが西側。修復中でした。産業遺産として保存されるのでしょう。 |
「堀川」と「松重閘門」でつながっているのが「中川運河」。こちらは名古屋港と名古屋駅(貨物駅の名前は旧国鉄笹島駅)を結ぶために作られました。鉄道での貨物輸送が主流だった頃の遺構です。今は使われていないと思うのですが、名古屋駅の近くまできちんと残っています。 |
「中川運河」の終着点。以前はここにたくさんの船が泊まっていたのでしょう。「運河町」「百船町」という地名が今でも残っています。 |
現代の天守閣。旧国鉄笹島駅(現在はライブハウスなどがあります)からみた名古屋駅方面の風景です。 |
名古屋に来た記念に、ナナちゃんと撮影。ナナちゃんは名古屋駅のシンボルです。 |
名古屋駅、桜通口で記念撮影。さあ帰りましょう。 |
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