ぽたぽた★ポタリング

DAHON Mu P8で輪行そしてのんびりサイクリング、自転車初心者の日記です

明知鉄道【明智駅〜恵那駅】

2008.4.25

 明知(あけち)鉄道は、岐阜県恵那市を走る第三セクターの鉄道です。全長25キロメートル、30パーミル(1キロメートル進んで30メートル上がる)級の急坂を4つも越える山の中を走る鉄道です。
 この明知鉄道に折りたたみ自転車を載せて、終点の明智駅まで行き、始発の恵那駅までポタリングしました。新緑が美しく、まだ桜がキレイに咲いていました。この地域は冬が寒いので、桜が遅くまで残っているのでしょう。その寒さを利用した寒天作りがさかんで、天然細寒天の生産量は日本一とのことです。
 新緑の中、桜を見ながら、そして春の風を受けながらのポタリングは、大変気持ちのよいものでした。


明知鉄道の切符。昔ながらの硬券(硬い切符)で、改札でパッチンとはさみを入れてもらいました。降りる時に、この切符くださいとお願いしたら、裏に「済」マークを入れて、もらうことができました。


車窓の風景。とっても新緑がきれい。


明智駅に到着。鉄道名は「明知」ですが、駅名は「明智」。どうして漢字が違うのかな。


「地域の足」という信念が感じられます。第3セクターの鉄道は岐阜県内に3路線あります。(以前は4路線でしたが、神岡鉄道が廃線になりました)3セク鉄道がんばれ!


うっそ〜


新緑の中の桜。5月に入ろうとしているのに、まだこんなにキレイに咲いています。


常緑樹の中の桜もきれいです。


お昼は、山岡駅前の「ヘルシーハウス山岡」で、寒天ラーメンセット(1000円)。麺が細寒天でできたラーメン、黒米で作った五平餅、その他寒天を使った一品料理がセットになっています。ヘルシーながら、お腹はいっぱい。


岩村の近くで見つけたパン屋さん。岩村の有名なお酒「女城主」の酒種で作ったあんパンがありました。他にもおいしそうなパンがたくさんありました。ここでサンドイッチを買ってポタリングをするのもいいかも。


岩村駅の入口の小さな表示に「驛」という漢字が使われていて駅の古さを感じます。


岩村駅に再現されている「腕木式信号機」です。平成16年まで活躍していたそうです。


岩村駅に停車中の車両。キレイな花の絵が描かれています。他の車両にもそれぞれ違う花が描かれていました。ちなみに、高校生の帰宅時間帯には2両連結で走っていました。こんなことがわかるのも、ずっと線路にそってポタリングしていたからです。


明知鉄道にある日本一。それは33パーミルという日本一急勾配にある駅、飯沼駅です。駅の案内板には線路勾配が書かれていました。


JR恵那駅の明知鉄道乗り換え口