ぽたぽた★ポタリング

DAHON Mu P8で輪行そしてのんびりサイクリング、自転車初心者の日記です

三河湾を望む一色町界隈をポタリング

2010.1.9

昨日のニュースで海苔の収穫が行われている愛知県一色町の海岸が放映されました。きれいな海だったので、三河湾を眺めるポタリングに出かけました。実際に見ると、思っていた以上に水がきれいで驚きました。そして町内には、驚くほど多くの石仏、祠がありました。湾・入江という地形のため過去に水害があったことや、海の安全を願って、多くの石仏を置いたのかなと思いました。


「一色さかな広場」のレストランで昼食。一日20食限定の「一色御膳」名物のウナギ、地魚の刺身、牡蠣フライ、ジャコの大根おろしなど、盛りだくさんの定食でした。


いよいよ堤防沿いを、美しい海を見ながらのサイクリング。車がほとんど来ないので、快適な走行でした。一定の間隔で石仏が海に向かって置かれていました。

堤防から海の方を眺めると・・沖の竹の棒が立っているところが海苔の養殖場、海岸はアサリの養殖場になっています。海苔とアサリを一緒に養殖すると、良い海苔ができるそうです。

堤防から海の方を眺めると・・沖の竹の棒が立っているところが海苔の養殖場、海岸はアサリの養殖場になっています。海苔とアサリを一緒に養殖すると、良い海苔ができるそうです。


海の水はとても澄んでいます。


養殖した海苔を収穫する船です。海苔の付いた網を海から持ち上げて、下に船をくぐらせて海苔を収穫します。一度見てみたい光景です。


「平坂入江」には多くの漁港があります。川のように見えるのですが、流れはなく、入江という地形になっています。写真の赤い灯台には「栄生燈柱、初点燈昭和二十六年」という古い銘板が付いていました。


「水害記念」と書かれた石仏。この水害は、昭和28年の台風13号によるもの。入江という地形は台風や地震による高潮の影響を受けやすいので、ここも大きな被害を受けたのでしょう。


堤防には水害後にかさ上げした痕跡が残されています。そして工事内容が銘板として残されていました。


おまけ。


入江の突き当たり付近に、古い橋の跡(旧寺津橋)が残されています。完全に壊されずに中央部だけが撤去されて・・


入江の突き当たり付近に、古い橋の跡(旧寺津橋)が残されています。完全に壊されずに中央部だけが撤去されて・・


お寺の壁に、西国三十三ヶ所の名前が書かれた石仏が並んでいました。初めてみる石仏の様式です。


堤防沿いを戻って帰ります。太陽が傾いた三河湾もとても美しかったです。