ぽたぽた★ポタリング

DAHON Mu P8で輪行そしてのんびりサイクリング、自転車初心者の日記です

名古屋市北区界隈(堀川、庄内用水)をポタリング

2010.12.23

以前堀川上流部(黒川)を走った時に庄内用水(惣兵衛川)という別の川を見つけました。しかしその時、その川には水が流れていませんでした。農業用ということで、ある時期しか水を流さないということでした。ところが、住民運動をきっかけに12月14日から通年通水することが決まったというニュースを聞き、今回その用水沿い(庄内用水緑道)を走ることにしました。名古屋城から堀川、庄内用水、そして名古屋城に戻ってくるという名古屋市北区を一周するコースです。


名古屋城正門の石垣。ものすごく大きい!


名古屋城で一番美しいと思う景色です。内堀と清州櫓。


堀川(黒川)沿いから見える名古屋城。大きくて立派です。やはり名古屋のシンボルですね。


黒川は意外に自然の多い川です。桜もきれいでしょうね。


黒川にも冬鳥の鴨がたくさん来ていました。写真のコガモの他にも、オナガガモ、スズガモなどがいました。


季節外れ?ではありません。秋にも開花する四季桜です。ちょうど開花に出会えてラッキー!


「黒川樋門」昔はこのあたりが貯水池になっていて「天然プール」と呼ばれていました。黒川、庄内用水、御用水、志賀用水、上飯田用水へ樋門を使って分水していたそうです。ポンプ場ができてプールはなくなりましたが(昭和52年)、明治築の黒川樋門が昔を偲ばせています。


黒川樋門から上流は、正確には「庄内用水」のようです。用水の水は庄内川から流れてきますが、矢田川の下を「伏越」と呼ばれる地下トンネルで越えます。今でも写真のところを矢田川と庄内用水が交差しています。川が交差するというのが驚きです。


「庄内用水矢田川伏越桶」と書かれた明治44年の碑


庄内用水の現在の実質的な始まり。通年通水は始まっていましたが、水門は閉まっていました。水利権の都合で庄内川からの導水はできないそうです。その代わりに左に見える白い配管から下水の再生水が流れています。少し違和感を感じますが、とてもきれいな水が流されています。


庄内用水の両側は閑静な住宅地です。そして遊歩道(庄内用水緑道)や所々に公園があり、憩いの場になっているようです。そんなところですからやはり水が流れていたほうがいいでよね。春は桜が咲いてきれいでしょうね。


川の所々に「魚だまり」と呼ばれる深みが作られていました。通水を止めたときに魚が避難するためのものらしいです。底にかわいい小学生のタイル画が飾られていました。


今話題の名古屋市役所と愛知県庁舎です。県庁より市役所の方が大きく見えるのが微妙かな。